SWEET AND TOUGHNESSが好きすぎて、夏
SWEET AND TOUGHNESSが好きすぎます!先生!夏を待てません!夏になりました!!!!!!!!
SWEET AND TOUGHNESSとは、南青山少女歌劇団いう劇団に、浅倉大介さん作曲、井上秋緒さん作詞で提供された曲のことです。
南青山少女歌劇団 - Wikipedia
SWEET & TOUGHNESS 歌詞 キャナァーリ倶楽部 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網
発売は1993年6月25日。
この曲に対して、浅倉さんは「初の女性アイドルものです。いろいろな声質の子がいたので、それぞれが目立つような場所を作ってあげれるように心がけました」というコメントしています*1。
キャナァーリ倶楽部さんがカバーしたこともありました。
ちなみに、アクセスヲタ的には、大ちゃんが南少の曲書いてると知って、ヒロが「フーン」とすましてても、南少に大ちゃんとられちゃう!アクセス以外のことするなんてヤダ!』とヤキモチを焼いていたと安部マネージャーが暴露してたらしいというエピソードを聞いたことがありますwかわいいなw会報に載ってるらしいのです。だれか情報タノム……
私は!この曲が!大好きなんです!
どこが好きかって!!!!!!!!少女ゆえの不安定さがあるんだけど、それ以上に女の子の無敵さを信じている、プラスのエネルギーが現れてる歌詞が素敵!!!!!!!!それがきらきらしてるけれど、どこか泣き出したくなるようなメロディーにのっているところなんです!!!!!!!!!
以下、私がSWEET AND TOUGHNESSがどう好きかをひたすら書いています。本当に気持ち悪い文章なので、ヤバいなって思ったらウィンドウ閉じてくださいね!
一言で言ってしまえば、不安な気持ちもあるけれど女の子の無敵感で吹き飛ばしてしまいそうな前向きなエネルギーを感じさせる歌詞。女の子のみずみずしさを感じさせるキラキラさを持ちつつ、どこか泣き出したくなるような切ないメロディ。その組み合わせが最高なんです!
私はもう女の子と言える歳ではなくなってしまったんですが、SWEET AND TOUGHNESSを聴くとちょっと強くなれる気がするんです!女の子ってよいものだっ!と思えるんです!!!!!!!
一つ一つ紐解いていくと……
歌詞の1番と2番の同じ部分で感性と本質に触れるところとか最高ですね!
1番は
鳴り出す前の目覚まし止めて 洗ったトマト そのまま噛る
という感性で、2番は
“明日”は“いつか”のつなぎみたいと 怯えて“今”を無駄にしないで
で本質なんですよ!柔らかい少女の感性があるのに、気付いているところ。いえ、逆かもしれません。気付いているのに感性は少女のまま。ここにぐっと惹かれます。この感性ってなかなか持てるものではないし、持てたとしても本当に短い期間だと思います。だって、少年少女はあっという間に成長していくんですもの。その瞬間の感性を歌詞に表した秋緒さんは本当にスゴいです。
歌詞だけではありません。メロディーもキラキラと輝きを収めたようですよね。少年少女が変わっていく姿は美しい。その瞬間を収めたような楽曲は素晴らしい。だから浅倉さんのアイドル曲はまさにその一瞬を収めた曲です。少年少女は自分たちで変わっていく姿は収められない。収めるためにはオトナが必要。そのオトナが浅倉さんだったんですね。浅倉さんは大人なのに、少年少女の一瞬の美しさを収められる、というところもたまりません。
他にもこの部分。
“明日”は“いつか”のつなぎみたいと
怯えて“今”を無駄にしないで
過ぎる季節は 廻るメリーゴーランド 素敵なことしか起る筈ない
なくしたかと思ったペンがいつのまにか出てくるような
時間がかける魔法が涙 優しさに変える
「ステキなことしか起こるはずない」ってホント最高!!!無敵!!!!!そんな前向きなこと、普通思えないと思うんですよ。でもSWEET AND TOUGHNESSは、思わせてくれるんです。歌詞とメロディーで無敵感を信じさせてくれるんです、SWEET AND TOUGHNESSを聞いていると、未来はきっといいものになるって思えるんです。私はマイナス思考なんで、しょっちゅう「もう私には未来はないわ……」って思うんですが、一瞬でも未来はきっといいものになるって思えるんです!
「“明日”は“いつか”のつなぎみたいと 怯えて“今”を無駄にしない」し、自分が分からなくなっても、「なくしたかと思ったペンがいつのまにか出てくるような 時間がかける魔法が涙 優しさに変える」んだって思えるんです。
「なくしたかと思ったペンがいつのまにか出てくるような 時間がかける魔法が涙 優しさに変える」ってすごい優しい歌詞ですよね。前向きさの押しつけではない。ポジティブな歌ってマイナス思考にとってはキツいものがある時ってありますよね。でもSWEET AND TOUGHNESSは違います。「いつのまにか」なんです。今行動しなきゃダメだよ!と押し付けてくるのではなく、「いつのまにか」出てくるから大丈夫だよ、といってくれるのです*2。
言い出せない“好き”が見えずに 星の空に迷い込んでも
朝になれば ポケットにフリーパス 行き先を決めて
っていうのもたまりませんよね!!!!!!!気持ちが行方不明で自分がどうなってるか分からなくても、そこは「星の空」なんですよ。「暗闇」や「沼の底」とかではなく、「星の空」なんだって。うおおおおおおおおお!!!!!!!!アキオーーーーーーーー!!!!!!!!俺だーーーーーーー!!!!!!!!マジ、いのうえあきおは天才か……そんなの周知の事実ですよね、天才なですよね……悩んでいる状態を「星の空」と表現出来るあきおさん……もう、あきおさん天才すぎるわ……あぁありがとうあきおさん……
でもポイントは、多分歌詞だけでは「星の空」を信じられないと思うんですね。悩んでいる状態も「星の空」と表現して根拠があるのは、やはり浅倉さんのメロディーがあるからですよ。そんな前向きなことを言っても根拠があるぐらい、メロディーがキラキラしているんですよね。これもただキラキラしているだけではなくて、少しの切なさが混じっているからいいんですよ!少しの切なさにより、「もしかすると少女たちも不安なのかもしれない。でもそれでも女の子の無敵感で吹き飛ばしてしまいそうな前向きなエネルギーを歌っているんだ!」と思わせるんですね。だから根拠を持つメロディーになるのだと思います。
よさが伝わってるか不安なんですが、もうほんと、オススメな曲なんで、是非皆さん聞いてみてください!
*1:DA'S COMPLETE RECORD〜decade of daisuke asakura〜より。ちなみに楽曲RECは4月20日、トラックダウンは4月27日です。
*2:同様に、サビの「裸足でなくてもいい」も優しいと思います