変わらないものなんてないんだね

主にaccessのことをきもちわるく語るブログ

あさくらさんのアンバランスさ

という妄想。
妄想なので注意!






アクセスさん好きになって、オデッセイをすぐ読んだため、「あさくらさんはかっこいい」というベクトルで好きになっていました。なので「あさくらさんはかわいい」というご意見を見るたびに、「あさくらさんはかわいいじゃないの><かっこいいの><なんでみんなかわいいかわいいっていうの><かわいいの出所がわからない><」と思っていました(笑)ですが「あぁなるほど、これはかわいいって言うわ……これが出所か……」と思ったのが、私が初めて参加したアクセスさんのライブ、access TOUR 2013 永遠dive、5/29のMCの時でした。

あさくらさんは永遠diveの制作について、このようなことを仰っていました

「世の中が不安じゃないですか。不安じゃないと思いたいけど、でも不安みたいな。その中で何を伝えられるかって思って。その中で何ができるか結構考えたんですね。変な話ですけど、一人じゃないとか、そばにいるよとか。そういうのが音楽でできると信じてて。その中でテンションをあげようというのがいいんじゃないかと思って。永遠ダイブを作りました」

メモもとっていなくて、ニコ生でも放送されなかった日のライブなのでニュアンスですが。
これを語るときのあさくらさんがすごく真剣で、心を痛めているようにみえたんですね。そして本当にできると信じていそうでした。
あさくらさんの印象の一つが「達観している」です。あさくらさんは茶番を茶番と分かっていてやるタイプだと思うんですね。衣装とか*1でもそんなあさくらさんが、本気に真面目に素直に音楽の力について語ってるから、心から「出来る」って信じているんだなと思ったんですね。
達観しているなら、そんなことできないって思うのが普通じゃないかと思うんです。出来ないけど、やれるかもしれないからやろう。やることに意義があるんだ、的な。でも本当に心から信じきっているように見えました。ある一種の盲目的に信じているんじゃないかって。それがとてもアンバランスに見えたのです。
そんな永遠ダイブの制作について語るあさくらさんを見て、「あさくらさんかわいい」にヒントを得た気がしたんです。茶番を茶番と分かる、達観してものを見れる人が、盲目的に何かを信じるって、ものすごいエネルギーがいるし、アンバランスだと思うのです。そのアンバランスさが危うくて、儚くみえるから、かわいいベクトルにいくんだなぁと思ったのです。

アンバランスが主題でなくなってしまった感。

*1:ライブで網タイツ、チュールをお召しになる