変わらないものなんてないんだね

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2016年06月18日 SynthJAM 2016 vol.01 会場:代官山LOOP 箇条書きレポ

※このレポートは、ライブ後にメモ起こししたものをそのまま箇条書きにしたものです。
 投稿日時はライブがあった日です。
 すべてニュアンスであり、正確なレポではございません。
 誤字もそのまま掲載しています。
 メモ起こし日:2016年06月18日、2016年06月19日
 ブログ記事起こし:2020年5月7日

<2016年06月18日のメモ起こし>
・何がすごいのか分からなかったけど、すごいことは分かったという頭の悪すぎる感想になっちゃうけど、すごかったです。音の世界は遠かったです。ヒントが見つかるかもとか言いましたが、私には未知の領域でした……
・代官山loopは小さい会場だったけど、レーザーの光量が結構強かったです。でもスクリーンに写してるのは小さいプロジェクターでしたw音もすごく良かった!重低音でカラダが震える!
・ジュピターをやった時、スクリーンに冨田先生のお写真が映っておりました。シンセジャムのメンバーと一緒に撮ったお写真も……
・それぞれの機材の紹介。松武さんのタンス。松「演奏すると後ろ向くことができるw ステージ向こうとすると、僕がタンスで見えなくなりますw」
・松「鍵盤も今日は使うので練習してきました」浅「確かに松武さんに鍵盤の印象はあまりありませんもんね」
・氏「松武さんの機材は新旧織り交ぜてますね!」松「それが生きがいですから」
・土橋さんのシンセは3オクターブでるやつ。2オクターブしか出ないでそれ以上出す時は切り替えをするシンセもあるそう。土「僕、氏家さんみたいに切り替えうまくできませんからwあぁぁ~ってなっちゃうw」
・土橋さんの機材にはジュピターエイトをすごく小さくしたやつがあった。氏・土「ジュピターエイトがこんなにちいさくなっちゃった!」 (マギー審司の耳が大きくなっちゃった風の言い方)これ気に入って何回もやってましたw
・松「僕たちを導いてくれた冨田先生が5/5に亡くなりました。もっと生きて欲しかったです。僕たちが教えてもらったことを受け継いでいきます」

<2016年06月19日のメモ起こし>
・氏家さんのシンセはピアノの音色がステキ。演奏する。松「手を挙げて弾かないといけないんですか?w」浅「こっち見てドヤ顔するのがいいですねw」
・氏家さんのシンセには鍵盤が平べったいシンセもある。演奏するとエスニックな音が 松「それ難しいの?」氏「楽器だから難しいですよ!難しいから面白い!熟練の技が必要なんです!」
・齋藤さんは鍵盤なし!齋「弾けないのでボタンばっかりです。フェイズシフターは冨田先生のです」\あ~/←シンセ詳しい人の反応 齋「プロトタイプだからフェイズシフターの綴りが間違ってるんですw」
・正面には電圧器がある。松「普通電圧器は0~5Vまでしかなくて。でも冨田先生は10オクターブ欲しくて-5~5Vの電圧器を自作されたんです。」
・松「冨田先生は電気と音楽の繋がりをやってこられた方でした」
・斎藤さんのでリズムが同期されているらしい。リズムは斎藤さんの思いのまま。斎「こんなすごい人たちをコントロールしてるみたいで楽しいですw」
・リズムの同期の話。土橋さん、氏家さん、浅倉さんはMIDIで同期。松武さんのはパルス波?で同期しているらしい。松「パルスで同期は歯車」
・パチパチという音が会場に聴こえていたんですが、それは直流電流の音らしい。浅「モジュラーシンセを買った時に松武さんに遊びにきてもらって直流電流の音を聞かせてもらって感動しました!(興奮気味)また遊びにきてください!!!!」
・浅「ボクのは結構チャラいですよ!ライブでケッッ港使ってます。JD-XA!」実演。こ、これはエレクトリックナイトツアーのエブリタイムユーの音だ~!
・シンセのレジェンドばかりのシンセジャムでエブリタイムユーの音が聞けた→レジェンドの中で出せる音がアクセスで使われていた→私嬉しい
・みなさんシンセの説明をするとき、実演をしていた。 浅「マキでって言われちゃったwこの時は音は出さないって打ち合わせだったのにw」
・浅「これから演奏するけど、打ち合わせないですからね!」松「ボクが指をさしますから、その人が何かします。それまでやりたくてもやらないように!w俺だ俺だ!ってならないようにw」氏「インダストリアルな感じでいきましょう!」セッションスタート!
・3回目のセッションで「きょうの料理」「新・平家物語」「宇宙人ピピ」「青い地球は誰のもの」の冨田先生メドレーがありました。
・蒼い地球は誰のものは松武さんがかみしめるように口ずさんでいた姿が印象に残っています……私の冨田先生の知識は前回のシンセジャムと大ちゃんの話とNHKBSの「宇宙を奏でた作曲家~冨田勲 84年の軌跡~」だけなんだけど、NHKBSのそれで冨田先生が宇宙に憧れていたことを知って、大ちゃんが宇宙に興味を示す意味がなんとなく分かった気がする……宇宙に憧れていた人の音楽を受け継いでいると突き詰めていると宇宙にたどり着くのかも……(語彙力ないのが残念でならない)冨田先生の弟子である松武さんが蒼い地球は誰のものはかみしめるように口ずさんでいたのも、突き詰めると宇宙にたどり着くのかも……と思った
・シンセってもしかして宇宙なんじゃない?って思った
・2部もセッションから始まる。氏「ひさしが司令塔として同期信号を送って全部が繋がっていることが分かったでしょ?シンセは全部が繋がるというのが面白いですね!」
・氏「ひさしが信号送らないとシンセ動かないもんw」土「楽しい気持ちいいな~って思うとリズムを変えられるw」実演する。斎藤さんリズム信号を送る→土橋さんが演奏しようとする→斎藤さんリズム信号を止めて演奏出来なくするwこの下りを3回ぐらい繰り返すw
・浅「ジャズのセッションみたいだよね。それをエレクトリックでやってる」誰か忘れちゃったんですが「俺が俺がってならないようにしている松武さんのコントロールがすごかった」という発言もありました
・松「アナログのノイズがあるからソフトシンセには出せない太い音がでる。いい味が出る」浅「今はproツールでノイズを切っちゃう」氏「ノイズも含めて音楽って言うのを引き継いでいきたいですね」
・松「シンセは最初は鍵盤がなかった。電圧をコントロールするために鍵盤がちょうどよかった」
・松「モーグは配線をどこにつないでも壊れない」斎「昔モーグから煙が出て変な匂いして。裏側開けてみたら化石化した葉っぱが出てきた。YMOが野外でやる時にはいってしまったみたいですw」
・氏「大ちゃんはつまみいっぱいの方がすきでしょ?」大ちゃん「そうです!つまみいっぱいが好きです!つまみフェチです!」斎「90年代初期はファンクションキーにいろんな機能を持たせるのがはやったけど、後半になるとつまみが戻ってくる」
・松「今120のリズムがモニターに映ってますけど信用しますか?目で見えることを信用するのもいいけど、耳で聴こえるのを信用しましょうよ。特に音楽はね」
・氏「1部はアバンギャルドな感じだったので、2部はコードが入る感じで。テンポも決めて」斎「リズムどれぐらいにしますか?」土「早くしてもまた止めるんでしょ?w」
・セッション終わり。浅「録っておけばよかったですね!」斎「録らない方が儚くていい時もありますよね」氏「イメージだけ頭に焼き付けて……で、忘れちゃうっていうw」
・浅「リハーサルではあんまりセッションやらなかった」氏「前のを再現しちゃおうとしちゃうからね」
楽器フェアでシンセジャムをやる告知。松「ゲストは冨田勲先生です。勉強になるような、シンセに興味を持ってもらえるような公演にしたいです」
・アンコール。みなさんグッツのTシャツに着替えてる。浅「つまみがいっぱいある!背中にも!つまみ合うのもいいんじゃないでしょうか?!」……つまみあうとは?!!??!
・アンコールが終わると、スクリーンに5人の名前がでる。そして最後のスペシャルサンクスに冨田先生の名前が出てきて……(T_T)
・アンコール前のセッションは心臓の音を聞いているみたいだった。最近心臓の音って聞いてないなって思って、ちびっこのころはよく聞いていたなって思った。なんの記憶だw
・シンセジャムを見て、大ちゃんは未知の世界にいるなって思った。大ちゃんは未知の世界とこの世界をトンネルで繋いでくれているのかなって思いました。
・私が今回解きたかった謎は解けなかったけど、謎だからこそ解いていきたいっていうのもあるだろうから、これからも気にしながら大ちゃんの音楽を聴いていこうと思います https://twitter.com/Jkis_Navy/status/744067550766637056
・本編最後のセッションはスタッフに巻いてくれ、早くしろ、いい加減にしろと懐中電灯で表されてやめたそうなw(斎藤さん談) 浅「もっとやってたかったよね。みんなももっと聞きたかったよね!」
・印象に残った言葉①氏「楽器だから難しいですよ!難しいから面白い!熟練の技が必要なんです!」②氏「ノイズも含めて音楽って言うのを引き継いでいきたいですね」③「耳で聴こえるのを信用しましょうよ。特に音楽はね」④斎「録らない方が儚くていい時もありますよね」氏「イメージだけ頭に焼き付けて……」
・何かシンセジャム言って私は再現性を欲しがるし、何でも録って何回でも聞きたくなるし、ノイズが音楽というの分からないし、耳で聴こえるのより目で見えることを信用しちゃうし、難しいことより簡単な方がいいし、シンセを愛する人とは真反対にいるなって思いましたwでもシンセを愛する人たちは「~はダメ。こっちがいい」という言い方はしなかったんですよね。「~もいいけど、~もいい」って否定しない。私にとってシンセジャムは未知の世界だったけど否定はされなくてそれってすごい優しい世界だなって思いました。大ちゃんも大ちゃんに関すること、「~という風に見て欲しい」とは言うけど、「~はしてほしくない」とは言わない。聞く人見る人の自由にさせてくれる。そういうところが好きだなって思いました。