変わらないものなんてないんだね

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なぜKis-My-Ft2はジャニーズとしての敷居が低いのか〜ショタコンとミーハーからの解放〜

ちょっと前に、はてぶで話題になりました
はてなブックマーク - 10年以上ジャニヲタの私が洗脳努力を続けても一切揺らぐことのなかった幼馴染みが、20代半ばにしてKis-My-Ft2を通して突然ジャニヲタになってしまった問題 - それは恋とか愛とかの類ではな
ということがありまして*1
実は非ジャニヲタからキスマイにハマってジャニヲタになった人です*2。しかも同じく、中高生ではなく成人後という時期に、です。今まで何回かジャニーズの人たちが気になる、ということはあったのですが、キスマイを好きになるまで「ジャニヲタ」という領域にはたどり着けませんでした。なのにキスマイを好きになったらスルンと「ジャニヲタ」という領域までたどり着いてしまったんですね。私以外にも中高生ではなく成人後という時期に、キスマイきっかけで「ジャニヲタ」になった方は何人か見てきました。
その理由は何か。紹介したブログの方は「仕組み」的な目線で考えていらっしゃったので、私は「精神的」な目線で考えてみました。
※私がキスマイを好きになったのは2010年8月、3年前でデビュー前という時期です。その時のことを思い出して書いているので、今だと状況が違っているかもしれません。




それは「ショタコンとミーハーからの解放」

成人後の非ジャニヲタにとって、ジャニーズを好きになることなんとなく恥ずかしさを感じることでした。それはジャニーズを好きになると言われる「ショタコンワロタwww」ということと「ミーハーワロタwww」というところからきているのかもしれません。ショタコンでもミーハーでも何も悪くないのですが!!!!!ですが「違うの!ここがいいんだよ!」と好きな理由を説明しても、「どうせショタコンでしょwwwwイケメンだから好きになったんでしょwww」と言われて世間は聞いてくれないのです。
また、自分自身でも「私のようなやつが若い子を好きになるなんて!イケメンを好きになるなんて!そんなのあってはいけない!」という自意識過剰な自制心が働いてしまうのです。中高生なら「キャー!○○君かっこいい!!!」と言えるけどこの歳では無理だよ!という類いの。
そこがジャニーズに今一歩踏み込めない「敷居の高さ」の一つではないかと思うのです。

ですが、キスマイはいい歳をしたBUSAIKUです。「ショタではない」し、「イケメンだから好きになった」とは思われないのです。
そこが、成人後非ジャニヲタにとって「敷居が低い」部分だと思うのです。
人間、美しいものは大抵好きになります。でもキスマイはそうではありません。イケメン以外に好きになった理由がそこにはあるはずなんです。それがあるからこそ「イケメンだから好きになったんじゃない。私はミーハーじゃない。ちょっと味のあるタレントを好きになっただけ」と自分に言い訳できるのです。また、他人も「なんでよりによってキスマイが好きになったんだよwwww」というきっかけで、好きになった理由を聞いてくれやすいのです*3。イケメンだから好きになったとは思わないでいてくれるのです。
また、「私のようなやつが若い子を好きになるなんて!イケメンを好きになるなんて!そんなのあってはいけない!」という自意識過剰な自制心もキスマイに対しては働かなかったのです。
だから、キスマイにはハマれたと思うのです。

キスマイでジャニーズの世界に馴染んだら、ジャニーズの世界はもう怖くなかった

といってもキスマイはジャニーズです。ジャニーズの世界は派手で、考えられていて、他にはない魅力を持っているのです。非ジャニヲタには、刺激的で知らない世界で毎日が発見で楽しいです。ですが、トンチキで、頭おかしくてというところもあります。成人後で少しずつ価値観が固くなった非ジャニヲタにとっては受け入れられないようなこともあります*4
ですが、キスマイが好きなので、ちょっとだけ耐えてみて見るんですね。そういするとジャニーズのトンチキで頭おかしい世界に対する耐性がついてくるんですね。※あと、彼ら自身も茶番と分かって茶番を演じているんだということに気づいたりする。でもこれはまた別のお話。一例→「俺たちと一緒に遊ぼうぜ!」ってコンサートは遊びなの?! - 変わらないものなんてないんだね
そうするともう大丈夫です。知らない間にキスマイだけでなく、ジャニーズ全体が好きになっているのです。仲の良いA.B.C-Zというグループはどういうグループなんだろう。後ろで踊っているjrの子はどういう子なんだろう。先輩グループの曲を歌っているけれど、その先輩グループはどういう感じなんだろう、とどんどん興味の範囲が広がって、「ジャニヲタ」になっていくのです。




というのが、私が体験したキスマイからジャニーズに目覚めることができた「なぜKis-My-Ft2はジャニーズとしての敷居が低いのか」でした*5
最初は「ジャニヲタ」になることにためらっていましたが、一度好きになると、楽しいですよ(笑)そして恥ずかしかったのに好きになれたということで「どんなことでも『こう見ると楽しいという目線』が身に付けば楽しくなるんだ!」ということを覚え、自分が馴染みがないジャンルにも優しくなれます(笑)
ジャニヲタになって、失ったものも得たものもいろいろありますがw、とても楽しくなりました。「ジャニーズの世界はちょっと気になるんだけど、敷居が高い……」という方は、まずKis-My-Ft2から手を付けてみてはいかがでしょうか?

*1:ホントはトラバを飛ばす方がいいのだろうけれど、たくさんの人が読まれているブログに飛ばす勇気がなかったので、はてぶでごめんなさい

*2:どこからジャニヲタかという疑問はあると思うけど、キスマイ以外のコンサートも行くし、なんとなくジュニアの名前も分かるから、一般人から見たらジャニヲタだと思うのでジャニヲタということにする

*3:ただし、どんなに好きになった理由を説明しても「でもBUSAIKUじゃんwwww」といって聞いてくれないこともあった(笑)

*4:歌詞がおかしかったり、舞台のあらすじが訳分からなかったり、誰も笑わねーだろ!というギャグで会場が盛り上がったり、なんというか茶番だったり

*5:実は、直近の夏ツアーにいけなかったり、大分緩くキスマイが好きという感じなので、今のキスマイの周りを取り巻く状況はあまり把握できていません。ですが、私がキスマイにハマって1〜2年は、上記で書いたような敷居の低さで「ジャニヲタ」になっていた方が多かった気がします。でもそれは左少年倶楽部というエヌエチケーBSでやっているジュニアの番組にキスマイが出演していたから、という理由が大きい気がします。※デビューする前はジュニアなので出演していたし、デビュー後も半年ぐらいは番組に出演していました。現在ではたまにゲストとして出演するぐらい。そこで他グループが気になったり、ジュニアの子が気になったり、先輩の曲を歌っているから先輩グループが気になったりしたんだと思います。今、キスマイはあまりザ少年倶楽部に出演していないのでまた状況が違うのかなと思いますが、先ほど言った通りあまり把握できてはいません(笑)